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折り加工


当社のクロス折り機 Horizon AFC-504KT がオーバーホールで頑張っておりますので、 この機会に当社で対応できる折り加工の主なものをご紹介させて頂きます。ご検討、ご用命をお待ちしております。




◆ 目次


1.折り加工とは
 折り加工とは1枚の用紙を用途に合わせて様々な形に折っていくことです。 一般的な特色は、印刷された情報量はそのままで形状がコンパクトになるということです。折り形を選ぶことで、携帯に便利で閲覧しやすいとか、小さな封筒に大きな用紙を入れることができるなど、 目的にあった効果が得られます。紙種や印刷サイズにより、対応できる折り加工は異なります。


2.折り形の種類と用途
 (1) 二つ折り
  印刷物の中心を1回折るだけで、1枚の用紙を4ページのものにすることができます。大きな紙面で内容を伝えたい場合、例えば店舗説明やサービス内容を説明するパンフレットなどに用いられることの多い加工です。 デザイン的な効果を狙って、意図的に中心をずらして折ることもあります。

 (2) 巻三つ折り
 巻き三つ折りは、三面ある一面を、内側に折り込む折り方です。コンパクトにまとまるため、ポスティングチラシやリーフレットなどで良く用いられます。   

 (3) 外三つ折り
 山折と谷折りを織り交ぜて、Z字型に折る方法です。Z折りとも言います。主にパンフレットやリーフレットに用いられます。折りサイズは基本的には、用紙の3等分になりますが、デザインなどによって、若干ずらして折ることもあります。

 (4) 巻き四つ折り
 巻四折は、長辺を2つに折った後、そこから同じ方向に平行して折る加工方法です。印刷面を保護でき、退色、劣化を防げます。ダイレクトメールや、イベント案内、リーフレットなどに用いられます。 

 (5) 開き観音折り
 四等分した紙の両端を折り込み、それをさらに2つ折りにします。その結果、観音開きのような形に仕上がります。中面を広げると、仕上がりの約4倍の幅になるので、紙面を目一杯使えます。 飲食店のメニューや、演目プログラム、フロアマップなど、遊び心や一体感、ストーリー性を演出したい場合や情報を多く載せたい場合に用いられます。

 (6) DM折り
 封筒を使ったダイレクトメールでは、封入するパンフレットなどを封筒のサイズ内に収める必要があります。 このように封筒に合せたサイズにする時に利用されるのがDM折りです。
 このように、直交する二種類の折りを組み合わせたものををクロス折りといい、種類、用途ともに多岐にわたります。


3. その他のオプション加工

   ミシン入れ加工

 用紙にミシン目を入れて、手で切り離せるようにする加工です。
イベント、セミナーの入場券、割引券、クーポン券など、また、領収書の控えなどに利用することができます。
それぞれ、商用利用の本格的なものから、各種団体の簡易的なものまで、対応できます。
例えば、A4用紙にミシン目を一本いれるだけで、控え付きの領収書を簡単に制作できます。

 ミシン目は用紙の縦または横に端から端まで入ります。
 ミシン目が複数本の場合、各ミシンの間隔に制約があることがあります。お尋ね下さい。