◆ 櫟本灯火会
櫟本灯火会について
櫟本灯火会は、和爾下神社祇園祭の行事の一つとして行われているものです。
和爾下神社は櫟本一帯を本拠地とした古代豪族、
和爾氏を祀った神社と言われており、祇園祭は毎年7月13日(宵祭り)14日(本祭)
の2日間にわたって執り行われます。期間中は、おかりや広場、天理教櫟本分教会、櫟本小学校グラウンドなどで色々な催しものが行われますが、
灯火会は13日の宵祭りに櫟本小学校グラウンドで行われます。
ここで使われるミニチュアの埴輪は、近くにある赤土山古墳から出土した巨大円筒埴輪などを焼いた「古代の工房跡」が見つかったのをきっかけに、
地域の皆さんのサポートのもと毎年6月頃、地元櫟本小学校5年生が卒業記念行事として作成し長い時間をかけて乾燥させた後、
翌年2月「はにわ祭り」で3 時間かけて仕上げの野焼きによる焼きこみをし、作品に焼き上げたものです。
そうして出来た埴輪数百個を、毎年のテーマによる絵柄に並べ、中にろうそくの灯りをともして、学校、家庭、地域が一体となって共に楽しむ光のページェントとなっています。
第14回櫟本灯火会の動画
◆ 7月13日の灯火会は、お昼過ぎから、子どもたちも手伝ってくれて、500個ほどのはにわの灯火を並べることが出来ました。
点火は夕闇迫る午後7時からで、例年にない猛暑の中、これまた例年にない大勢のみなさんにご来場いただき、ともしびの風情を味わって
頂くことができました。
◆ 動画(38秒) 音声はありません。(櫟本小学校屋上より撮影 )
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